日本の皆さまへ
2025.07.03
このたび、アメリカ合衆国の政治的指導者たちによる最近の言動について、心よりお詫び申し上げます。
トランプ大統領が、言葉や政策において、日本の総理大臣に対して敬意を欠いた姿勢を示し、正しい名前である「石破茂」氏ではなく、「ミスター・ジャパン」と呼んだことは、非常に遺憾なことです。
このような振る舞いは、外交的な品位を損なうのみならず、長年にわたり築かれてきた両国間の信頼と友好関係をも傷つけるものです。
また、日本からの輸出品に対して異常に高い関税を課すという脅しは、第二次世界大戦後70年以上にわたり大切に育まれてきた公正な貿易精神を脅かすものであり、両国の国民に利益をもたらしてきた知恵と革新の協働関係にも負担をかけるものです。
私自身は過去32年間、報道や政治を超えて日本と関わってきました。
その中で、永く続く友情を築き、日本文化の優美さと誠実さを直に体験することができました。
デルタ航空からは130回の訪日を記録していただいておりますが、数字以上に、日本とのつながりを通して私自身がどれほど深く変容したか、それこそがかけがえのない価値であると感じています。
これまで私を迎え入れてくださった多くの友人や仲間の皆さまに、心から感謝申し上げます。
私たちが共に重ねてきた、精神的探求と相互理解への取り組みを通して、私の人生は深く豊かに彩られてきました。
深い敬意と感謝を込めて
Gary Bonnell