2022-2027年の新しい現実
アカシックレコードから解釈した今後5年間のハイライトは以下の通りです。
2001年から2011年までの10年間に、人類の集合意識は砂の上に描かれた宇宙のラインを越えました。私たち人類の歴史は、13,000年周期で交互にやってくるこの宇宙の中心から放射されている非物質のエネルギーによって強制的に形成されています。13000年という長いサイクルの中でも、エネルギーがより短期に影響する時期があります。歴史的には人類の覚醒した意識と、不合理で混沌とした意識の時期が交互に現れます。
1つの長いサイクルの直接的影響から次のサイクルへは、1,000年をかけて移行します。今回の移行は、500年前に始まりました。ではそれ以降、人間のマインドに何が起きたのかを振り返ってみましょう。
暗黒時代は、5世紀から14世紀まで約900年間続きました。ローマ帝国の崩壊からルネッサンスまでの期間です。暗黒時代と呼ばれるのは、この時代に科学や文化の進歩がほとんど見られなかったからです。人類が新しい時代の到来を感じ始めたのは14世紀末のこと。ルネッサンスとは、暗黒時代を経てよみがえった、人間が生き生きと表現をした時代です。一般的には14世紀から17世紀にかけて、古典的な哲学、文学、芸術が再発見され、知的・科学的に大きく進歩した時と言われています。
約13000年前に、前のユニティのサイクルの文明であるアトレイシア(アトランティス)が崩壊しました。その結果、人類は今まで二元性の中で生活をしてきたのです。現在、私たちが移行しつつあるユニティのサイクルでは、これまでの二元性に支配された世界秩序が崩壊します。500年前に始まったルネッサンスは、私たちの集合意識がいかに急激に変化するかを示しています。
地球に住む80億の人々にとって、これはどのような意味を持つのでしょうか。
それぞれの新しいサイクルの影響は、移行期間の中間点で微妙に始まり、その後は年を追うごとに指数関数的に大きくなっていきます。私たちは、新しいユニティサイクルの完全な影響を受けはじめてから10年になるのです。
毎日、人類(個人的にも集合的にも)は、長年抱えてきた心の中にある葛藤をどんどん解放していきます。私たち人間のマインドは、転生から転生へと未解決の感情エネルギーを持ち続けています。長い間抱えているこれらの未解決のエネルギーは、転生を繰り返す中で、お互いの相互作用を通して最終的に解決されます。しかしもはや、何度も輪廻転生を繰り返し、少しずつ葛藤を解消していくという余裕はありません。
アカシックレコードを使って、レムリアの二元のサイクルがアトランティスのユニティのサイクルに移行したとき、人間の集合意識のマインドがどのように反応したかを振り返るなら、今回の移行で、集合意識がどう反応するかを予測することができます。
それは奇妙な出来事や発見を可能にします。そう、人間は地球のリセットに貢献しているのです。
子供の頃、私たちは否定的偏見ネガティブバイヤスのトレーニングの中で、「あれに触ってはいけない」「あれに気をつけなさい」などと言われながら、いかに競争力をつけるかを教えられます。私たちは、自分が何(What)であるのかではなく、文化意識の一員として何になりたいか、何者(Who)なのかにフォーカスする準備をします。スピリチュアルな存在としての自分が何であるかを知らない人は、ユニティへ移行する時、数年間苦しむことになります。西洋の宗教指導者たちは、この深遠な混乱の時代を「苦難」や「終末」の時と呼ぶでしょう。それに対して、東洋のスピリチュアルな実践者たちは、この時期を個人の主権と覚醒への決意を深めるための呼びかけであると考えるでしょう。 ノウイングウェイ―こちらでもあちらでもない中道の叡智の道を生きる決意です。
二元から一元ユニティへ、そしてまた二元へというサイクルが交互に繰り返される中で、なぜ人間意識だけが影響を受け、地上のスピリット(霊)を持つほかの植物や動物の生命には影響が及ばないのでしょうか。それは私たち人間のマインドは三層から成り、三つが協働コラボしている存在だからです。
人間のスピリットは、永遠の魂がこの協働を通して次元の現実を目撃できる、地球上唯一の生命体なのです。このユニークなコラボレーションの故に、人間は魂に依存するようになりました。もし魂とのつながりが切れたら、感覚と意識を失い、肉体は徐々に死んでいくでしょう。あなたの永遠の魂は、創造のはじまりの瞬間に「生まれた」のです。つまり、あなたの永遠の魂は、創造主のマインドの粒子です。その意味で、私たちの永遠の魂は創造主の「姿イメージ」そのものにあります。
私たちの宇宙の中心からの放射は、スピリットや肉体ボディの感覚意識とは対照的に、魂意識に影響を与えます。地球上のすべての生命体(植物と動物)は、この次元の肉体と進化するスピリットたちの一つの表現体なのです。人間は地上で唯一、三層からなるマインドを持つ生命体です。
- 私たちの肉体の本能と直観のマインドは、腹の脳を中心にして、潜在意識の座にあります。
- 戦略的な知性を持つスピリットのマインドは、ハートチャクラを中心とした顕在意識の座にあります。
- 私たちの永遠不変の魂の叡智は、中脳と脳幹(延髄と小脳)に集中しており、超意識のマインドの座にあります。
現代の科学は最近、心臓や腸の組織に「脳」の細胞を発見しました。心臓の神経細胞は、感情に影響を与えるフィードバック信号を提供することで、脳とコミュニケーションをとっています。人間の腸は、1億個以上の腸内神経系細胞を介して、脳や心脳とコミュニケーションをとっています。私たちの感情は磁気であり、思考は電気です。これは、感覚を持つすべての生命体に共通しています。
あなたは何か(WHAT YOU ARE)
あなたの人間のスピリットは、何百万年以上もかけて進化し、植物や動物などあらゆる形態の生命を体験しています。あなたの永遠の魂は、創造主の意識の粒子です。この組み合わせからなる私たち「人間という存在」の偉大さを理解するのに、それほど多くの想像力はいらないでしょう。あなたは、地球や広大な「創造」においても、他の生命体とは比べようのない存在なのです。
この点を説明するために、イエスは次のように言っています。「よく聞いておくがよい。だれでもこの山に『動き出して、海の中にはいれ』と言い、その言ったことは必ず成ると、心に疑わないで信じるなら、そのとおりに成るであろう。」(マルコによる福音書11:23 アメリカン・スタンダード・バイブル)。
ジャッジすることと自分を裏切ることは、私たちの三層のマインドが本来持っている力を大きく損ないます。
今後5年間の人間の活動について
アメリカについての一般的情報
2021年の世界的なパンデミックと地政学的な闘争は、2022年の後半には劇的に緩和されるでしょう。ロシアのプーチン大統領は、近隣諸国を戦争で脅すことで、自身の衰退する政治力から目をそらし続けるでしょう。バイデン政権は投票権法の制定や、インフラ整備計画のバランスをとります。パンデミックが治まり正式に地域的な病とされるにつれ、経済は改善を続けます。保守的過激派は、リベラル派に負けていると感じます。目の前で自分達のアメリカが崩壊していくように思い、銃による暴力が増加します。
1月6日の委員会は、トランプと彼のペテン師の一団に刑事事件として照会するでしょう。共和党の議員の何人かは、共和国の統治形態を崩壊させようとしていることから、裏切り者とされます。何人かは再選されますが、彼らの行動の詳細が明らかになるにつれ、任期の途中で辞任することになります。ニューヨーク州は、ドナルド・トランプ氏を税金詐欺と脱税で告発するでしょう。裁判は延々と続きますし、彼は服役するでしょう。 すでに2022年にもジョージア州の選挙を妨害したとして起訴されています。中間選挙で民主党が上下両院で大差をつけると、トランプの共和党に対する支配はついに終わわります。
民主党は、民主主義を守るための新しい法律を制定し、議会に任期制限を設けるでしょう。目標を達成したバイデンは、次の任期を欲することなく、2024年の後継者として、カリフォルニアを見据えます。
今後5年間のイベントは、北米では暴風雨の増加、北極圏でも大規模な火災の発生、地殻の変動など、ほとんどの場合、天候が主役となります。極端な意見を持つ人々によって、アメリカンドリームがどのように続くのか、誰がその夢を生きる権利を持っているのかがさらに分断されます。私たちの多様性は、ここ数年で表面化したネガティブな熱意に火をつけ続けるでしょう。
健康
コロナのパンデミックは、最終的には世界の人間関係にプラスに働くと考えられます。ワクチンを希望するほとんどの人にワクチンを届けるための協力体制は、より良い文明に移行する上で極めて重要です。残念ながら、2022から2023年には新たなウイルスの感染が表面化するでしょう。
人類という群れにおける感染は、自然由来のものと人工的なものの両方があります。ツンドラの永久凍土の氷原に閉じ込められていた細菌やウイルスが、何千万年もの休眠状態から目覚め始めています。現代の科学では、約6,600万年前の小惑星の衝突により、すべての恐竜が絶滅したと考えられています。この絶滅レベルの出来事は、大気中で一連の連鎖反応を引き起こしました。しかし、水や栄養が不足して体が弱った恐竜たちは、次々とウイルスに感染していきました。そのウイルスが、今、地球温暖化による気候変動で目覚めてしまったのです。
深海に溜まった環境ガスの泡は、海洋の温暖化によって膨張します。これにより、別のタイプの病原体が大気中に放出されるでしょう。私たち人間には、これらの古代の病原体に対する自然の免疫力がありません。目覚めた病原体が食物連鎖の中に放出されることにより、免疫力の低下した人間を含むいくつかの哺乳類の種が絶滅することになるでしょう。前回のパンデミックの経験から、科学は人類の健康を守るための迅速な解決策の準備をしています。
明るい話題としては、病気や疾患が産業として成り立たなくなることです。今後5年間で、科学者たちは過去50年間に開発してきた、あらゆる種類の癌、あらゆる種類の認知症、糖尿病、心臓、血管の病気を治す治療法を発表し始めるでしょう。人類が宇宙旅行をするための準備として、長寿のための新しいアプローチが模索されます。私たちの肉体に将来起こる2つの突然変異によって、宇宙旅行に関する慣性の問題を乗り越えることができます。
人類
私たちはまだ氷河期にありますが、地球の温暖化に伴って間もなく終焉を迎えます。氷河期の氷に閉じ込められた水の量が最大になったのは、およそ2万6千年前のことです。これは、レムリアの二元性サイクルからアトランティスのユニティのサイクルへのシフトポイントと一致します。氷河が溶け始めると、世界中で海面が上昇し、その結果、地球全体の陸地が10%近く減少しました。アトランティス文明は、現在地中海と呼ばれている谷間に集中していました。今から約1万3千年前、大西洋をせき止めていた天然のダムが一連の地震で崩壊し、谷に水があふれました。大洪水と同時に、人類はアトランティスのユニティサイクルの思考ベースのテクノロジーとコミュニケーションから、現在のユーランシアの二元サイクルの物理的な構造と言葉によるコミュニケーションへと急速に移行していました。控えめに言っても、大混乱の時代です。私たちの文化的な神話は、この時代に始まりました。ユニティのマインドを保っていたアトランティスの人々は、次元の現実を操作する力を持っていたために、神々や女神となったのです。
時間が進むにつれ、これまでの二元のサイクルを通して人類の発展を導いてきた地球外の存在が、私たちの世界に登場します。すべての国が同時に、彼らが自身の存在を明らかにするイベントに参加します。地球外存在は、人類が平静になる形でこれを行うでしょう。彼らは、何百万年も前の文明の知識を共有します。彼らの体は思考ベースであり、自由に好きな形体をとることができます。この能力については、アトランティス時代の情報があります。私たちの祖先はこの能力を「シェイプシフティング」と呼んでいました。
自然やガイアを中心とした東洋の哲学から、ドグマのない新しい世界宗教がすぐに生まれます。2027年3月26日にオリオンとケンタウルスからの存在が同時に自ら姿を現した後は、過激な宗教はうまくいかなくなります。 想像がつくと思いますが、宗教的カルト主義者たちはこのイベントの信頼性をすべて壊そうと、地球の外から来た存在をサタンの子孫と呼ぶでしょう。宗教指導者の中には、彼らの処刑さえ要求する者も現れます。男性中心の救世主としての神々への崇拝は、10年後の2037年に過去を志向する宗教が一斉に崩壊することで終わります。
良いニュースは、彼らが提供するフリーエネルギーや、アトランティスのユニティサイクルの時代では標準技術であった思考ベースのテクノロジーによって、地球が再び癒されるということです。絶滅してしまった種は、再び突然現れるという新たな進化を経験し、その後、処女懐胎がはじまります。
生命の秩序について、また「創造」というより大いなる枠組みの中での私たちの位置について、人類が何千年にもわたって抱えてきた混乱は、新しい無限の現実へとすぐに解消されていくことでしょう。
すべての永遠の魂は、現在のユニティサイクルの中間点でこの地球というシステムから移行します。また、地球外の協力者が、地球生まれのスピリットが地球生まれの魂になるために、人間のスピリットがアセンションする方法を紹介します。
未来の人間は、もはや人工的な生命体ではなく、この変化によって三層のマインドを持つようになります。DNAベースの肉体、地球のスピリット、そして地球生まれの魂、つまり真の地球人です。このアセンションという選択肢と地球生まれの魂の創造により、短期間で地球上の人口は約5億5千万人にまで減少し、自然との永続的なバランスを保つことができるようになります。人間はもはや地球にとって有害な存在ではなくなるのです。
私たちの銀河の他の場所での生活に向けて人類を準備するために、地球外の協力者が私たちの肉体に2つの変異を起こします。地球外の協力者は永遠の魂を持ち、彼らの思考パターンに即座に反応するように意図的にデザインされた肉体を持っています。その肉体は、数千年の寿命を持っています。 彼らはマインドの一部としての進化するスピリットがないので、私たちには非常に宇宙人的で異質に見えます。
地球の生殖システムは、同じ種の男性と女性でなければ子孫を残すことができません。これは非効率的です。性別のない身体への最初の変異は、集合意識の中ですでに起きています。そう遠くない未来、すべての人々が自由に繁殖できるようになるでしょう。最終的な変異は、地球外の友人たちが実証したように、人類もまた思考ベースの身体へと変化し、膨大な時間にわたって身体を維持することができるようになります。この新しい思考ベースの形体で、私たちは隣接する次元間や、次元外領域へと自身をシフトして移動します。次元の移動は、まずマインドを隣あった次元に移動させ、それから肉体を移動させるのです。
太陽系
2057年に起こるであろう太陽系のイベントについて説明します。現在、地球、火星、冥王星の温度が上昇しています。同じような惑星たちの同時加熱は、はるか昔、多数の惑星イベントの前兆としても起こりました。
太陽からの粒子は常に地球に降り注いでいるのですが、地球を取り巻く磁気圏がエレガントに処理してくれるので問題は起こりません。ただ、時にはいつもとは全く違う事象が起きることがあります。太陽系の中へ静電気が飛び出すといった出来事です。惑星の配置によっては、静電気エネルギーが宇宙の最も遠い天体にまで届くこともあります。
かつて太陽系の3つの惑星に、同時に人間型の生命体が住んでいました。ひとつは木星の周りを回る惑星サイズの月「マルデック」での実験。他の2つの惑星は火星と地球です。ガスの巨星である木星、土星、天王星、海王星も、前回の静電気の電磁現象に、まったく別の形で関わっていました。アカシックレコードによれば、惑星自体ではなく、それらの衛星が関与していたようです。
水星、金星、地球、火星、冥王星の表面には、このイベントが起こしたほぼ同じような傷跡が焼き付いています。マルデックは静電気波の直撃を受けて爆発しました。現在の火星と木星の間にある小惑星帯は、マルデックの残骸です。不幸にも、火星はマルデックが爆発したとき近くにいました。その衝撃波は強烈で、火星の大気を宇宙空間に吹き飛ばし、火星の核の回転を止めてしまったのです。 地球は、爆発の衝撃で、衝撃波に面した大気が一時的に吹き飛ばされました。その結果、その地域の動植物は瞬間凍結したのです。氷河や氷原が溶けていく中で、不可解な瞬間凍結体が発見されています。
グランドキャニオンは、火星の下半球にある巨大な傷跡とほぼ同じです。そう、気象がグランドキャニオンの表面を削ってはいますが、最初の傷跡を作ったのは太陽から放出された静電気です。エネルギーの激しい一撃は、北米大陸の中央部を覆っていた大きな内陸の海の水を排出しました。水星、金星、冥王星にも同じような傷跡があります。
これが長い間語りつがれてきた、地球が火によって破壊されるという予言のヴィジョンです。小惑星の衝突によって地球上の生命が変化したように、この出来事は地球上の生命をリセットすることになります。地球外の友人たちは、このイベントの影響について私たち人類を教育して、できるだけ多くの種を救おうと準備を進めています。生き残った人たちは、地下の施設で種を守っていくでしょう。
この予言のより日常的な詳細は、時間が進むにつれ展開していきます。人間の活動を予言することは、20世紀が終わる前よりも難しくなってきました。
ユニティのサイクルでは、私たちは潜在意識と意識が一体となって機能するなら、瞬間瞬間のヴィジョンを現実化していきます。集合意識のマインドにはいかなる分裂も存在し得ません。
地上に住まうすべての存在のために、集合意識のマインドが同じヴィジョンを放射することが本当に大切なのです。